拡大床(かくだいしょう)の調整が必要なときに歯科医院で行うこと|愛彩デンタルクリニック
こんにちは。愛彩デンタルクリニックです。
今回は、お子さまの矯正治療などで使われる「拡大床(かくだいしょう)」についてご紹介します。特に、取り扱いや調整が必要なときに歯科医院でどのような治療が行われるのかを、わかりやすくご説明します。
拡大床ってなに?
拡大床は、あごの幅を少しずつ広げて、永久歯がきれいに並ぶスペースを作るための矯正装置です。主に取り外しができるタイプで、毎日決まった時間装着していただくことで、少しずつ効果が現れます。
調整が必要な理由
拡大床は「スクリュー」と呼ばれる部分を回すことで、あごを拡げる力を加えていきます。通常は、ご家庭で保護者の方がスクリューを定期的に回すようにお願いしていますが、
思ったより動いていない
違和感や痛みがある
装置が緩くなった・壊れた
歯ぐきにあたって痛い
といった場合には、早めに歯科医院での調整が必要です。
歯科医院で行う主な処置内容
口腔内のチェック
装置が正しくフィットしているか、粘膜や歯ぐきに異常がないかを確認します。
スクリューの調整
必要に応じて、スクリューを適切な位置まで回し、拡大の進み具合をチェックします。時には一旦ストップして様子を見ることもあります。
装置の修理・再製作
破損している場合は修理、著しくフィットしなくなっている場合は新しい装置を作り直すことがあります。
使い方の再確認
装着時間、清掃方法、スクリューの回し方など、正しい取り扱いについて改めてご説明します。
定期的な通院が大切です
拡大床は「使っているだけ」では正しく効果が出ない場合もあります。月に1〜2回程度のペースで通院いただき、調整と経過観察を行うことで、安心して治療を進めることができます。
愛彩デンタルクリニックでは、お子さまの成長に合わせたやさしい矯正治療を行っております。
拡大床に関する疑問やご不安がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
お子さまの健やかな笑顔を一緒に育んでいきましょう!!