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2026.02.20

インビザラインは毎月通院が必要?通院間隔と通えない場合の対処法を解説

インビザライン矯正の通院頻度は2ヶ月に1回が基本

インビザライン矯正を検討されている方の多くが、「どれくらいの頻度で通院が必要なのか」と疑問に思われるのではないでしょうか。

結論から申し上げると、インビザライン矯正の通院頻度は**2ヶ月に1回程度**が一般的です。これはワイヤー矯正の1ヶ月に1回という頻度と比べて、通院回数が少なくて済むという大きなメリットがあります。

インビザラインは透明なマウスピース(アライナー)を使用する矯正方法で、ご自身でマウスピースを交換しながら治療を進めていきます。そのため、ワイヤー矯正のように毎月歯科医院で調整する必要がなく、通院の負担を軽減できるのです。

ただし、治療開始直後や症状によっては通院頻度が変わることもあります。この記事では、インビザライン矯正の通院頻度や通えない場合の対処法について、詳しく解説していきます。

通院ペースが不安な方へ

通院間隔は症例によって異なります。生活スタイルに合わせた治療計画について初診でご説明します(約60分)。


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治療段階によって変わる通院間隔

初期段階は1ヶ月に1回の通院が必要

インビザライン矯正を始めたばかりの初期段階では、**1ヶ月に1回**の通院が推奨されます。

これには重要な理由があります。まず、マウスピースの着脱が正しくできているかを確認する必要があるからです。慣れないうちは、ご自宅で適切に装着できていないことがあり、それが治療の遅れにつながる可能性があります。

また、治療開始直後は歯に力がかかり始める時期でもあり、お口の中にトラブルが起きやすい時期です。虫歯や歯周病の有無、歯茎の状態などを細かくチェックし、問題があれば早期に対処することが大切です。

初期段階での定期的な通院は、治療を順調に進めるための基盤づくりとも言えます。

慣れてきたら2ヶ月に1回程度へ

マウスピースの着脱に慣れ、治療が順調に進んでいることが確認できたら、通院頻度は**2ヶ月に1回程度**に変更されます。

インビザライン矯正では、治療開始時に歯の動きをシミュレーションし、複数のマウスピースをまとめて作製します。そのため、ご自身で定期的にマウスピースを交換していただくことで、歯科医院での調整なしに治療を進められるのです。

これがワイヤー矯正との大きな違いです。ワイヤー矯正では毎月歯科医院でワイヤーの調整が必要ですが、インビザラインはその必要がないため、通院回数を減らすことができます。

ただし、お口の状態によっては再度1ヶ月に1回の通院に戻ることもありますので、主治医の指示に従うことが重要です。

通院時に行う内容とその重要性

歯列の確認とシミュレーションとの照合

通院時の主な目的は、**歯列が治療計画どおりに移動しているか**を確認することです。

インビザライン矯正では、治療開始前にコンピューターで歯の動きをシミュレーションします。しかし、マウスピースの装着時間が短かったり、正しく装着できていなかったりすると、シミュレーションどおりに歯が動かないことがあります。

歯科医師は、実際の歯の動きとシミュレーションを照合し、ズレがあれば原因を特定します。装着時間や着脱方法について改善点をアドバイスし、治療が計画どおりに進むようサポートします。

シミュレーションどおりに治療できていないと、治療期間が長引いたり、思った通りの歯並びにならなかったりするため、定期的な確認が欠かせません。

虫歯や歯周病の有無確認

通院時には、**虫歯や歯周病の有無**もあわせて確認します。

マウスピースを装着していると、唾液が口の中全体に行き届きにくくなります。唾液には口腔内を清潔に保つ自浄作用があるため、その作用が低下すると虫歯や歯周病のリスクが高まります。

また、マウスピースと歯の間に食べかすや汚れが残ったまま装着すると、細菌が繁殖しやすい環境になります。そのため、日々のセルフケアが不十分だと、矯正治療中に虫歯や歯周病が発生する可能性があるのです。

定期的な通院で早期発見・早期治療を行うことで、矯正治療を中断することなく進められます。

アライナーの点検や交換指示

通院時には、**マウスピース(アライナー)の状態**も点検します。

マウスピースに破損や変形がないか、正しくフィットしているかを確認し、問題があれば新しいマウスピースへの交換を指示します。また、次回の通院までに使用するマウスピースをまとめてお渡しし、交換のタイミングについても詳しくご説明します。

マウスピースの管理が適切でないと、治療効果が得られないだけでなく、追加費用が発生することもあります。通院時に正しい管理方法を確認し、疑問点があればその場で解消することが大切です。

通院を忘れてしまったらどうする?

放置は絶対にNG!すぐに連絡を

もし通院予定日を忘れてしまったら、**すぐに歯科医院に連絡**してください。

「痛みもないし、マウスピースも順調に交換できているから大丈夫」と思われるかもしれませんが、それは危険な考え方です。通院を怠ると、気づかないうちに歯が思わぬ方向へ動いてしまったり、虫歯や歯周病が進行したりする可能性があります。

特に、マウスピースが適切に装着されていない状態で長期間過ごすと、治療計画が大きく狂ってしまい、最初から治療をやり直す必要が出てくることもあります。

通院を忘れてしまった場合は、できるだけ早く予約を取り直し、現在の状態を確認してもらいましょう。

遠方への引っ越しや長期出張の場合

引っ越しや長期出張などで定期的な通院が難しくなった場合は、**事前に歯科医院に相談**することが重要です。

近年では、オンライン診療や遠隔モニタリングシステムを導入している歯科医院も増えています。これらのシステムを活用すれば、ご自身で口腔内の写真を撮影して送信し、歯科医師が遠隔で治療の進行状況を確認することができます。

また、転居先の近くで提携している歯科医院を紹介してもらえることもあります。治療データを共有することで、スムーズに治療を継続できる場合があります。

いずれにしても、通院が難しくなることが分かった時点で早めに相談し、最適な対応策を一緒に考えることが大切です。

治療をスムーズに進めるための自己管理ポイント

装着時間を1日20〜22時間確保する

インビザライン矯正を成功させるために最も重要なのは、**1日20〜22時間以上の装着時間を守る**ことです。

マウスピースは食事と歯磨きの時以外は常に装着する必要があります。装着時間が短いと、歯が計画どおりに動かず、治療期間が延びてしまいます。

特に気をつけたいのは、外食や飲み会の際です。ついつい外している時間が長くなりがちですが、できるだけ早く装着し直すよう心がけましょう。スマートフォンのアラーム機能などを活用して、装着時間を管理するのもおすすめです。

正しい着脱方法を守る

マウスピースの**着脱方法**も治療効果に大きく影響します。

装着する際は、奥歯から順番にはめていき、最後に前歯を指で軽く押さえてしっかりとフィットさせます。外す際は、奥歯の内側から指をかけて、ゆっくりと外していきます。

無理に引っ張ったり、前歯から外そうとしたりすると、マウスピースが破損したり、歯に過度な負担がかかったりする可能性があります。正しい方法を守ることで、マウスピースを長持ちさせ、効果的な治療を続けられます。

虫歯や歯周病を予防する口腔ケア

矯正治療中は、**虫歯や歯周病の予防**が特に重要です。

食事の後は必ず歯磨きをしてからマウスピースを装着してください。食べかすが残ったまま装着すると、細菌が繁殖しやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

また、マウスピース自体の洗浄も欠かせません。毎日水で洗い流し、週に数回は専用の洗浄剤を使って清潔に保ちましょう。汚れたマウスピースを装着し続けると、口臭の原因にもなります。

フロスや歯間ブラシも活用して、歯と歯の間まで丁寧にケアすることで、矯正治療を中断することなく進められます。

指示どおりにマウスピースを交換する

歯科医師から指示された**交換スケジュール**を必ず守りましょう。

一般的には2週間ごとに新しいマウスピースに交換しますが、症状によっては1週間や10日ごとの場合もあります。自己判断で交換時期を早めたり遅らせたりすると、歯に過度な負担がかかったり、治療効果が得られなかったりします。

交換のタイミングをカレンダーやアプリで管理し、忘れずに交換することが大切です。

通えない場合の対処法とオンライン診療の活用

遠隔モニタリングシステムの活用

最近では、**遠隔モニタリングシステム**を導入している歯科医院が増えています。

このシステムでは、患者さんがスマートフォンで口腔内の写真を撮影し、定期的に歯科医院に送信します。歯科医師はその写真を確認し、治療の進行状況をチェックします。問題があれば迅速に連絡が入り、必要に応じて来院を促されます。

遠隔モニタリングを活用することで、通院頻度を3〜6ヶ月に1回程度まで減らすことも可能になります。仕事が忙しい方や、歯科医院が遠方にある方にとって、大きなメリットとなるでしょう。

オンライン診療の可能性

**オンライン診療**を取り入れている歯科医院もあります。

ビデオ通話を通じて、歯科医師と直接相談できるため、マウスピースの装着状況や気になる症状について質問することができます。また、次回の来院までの注意点や、マウスピースの交換スケジュールについても確認できます。

ただし、オンライン診療だけで完結することはできません。実際に口腔内を診察し、歯の動きを確認する必要があるため、定期的な来院は必須です。オンライン診療は、あくまで通院と通院の間をサポートするツールとして活用しましょう。

転院や提携医院の紹介

引っ越しなどで通院が困難になった場合は、**転院**を検討することもできます。

インビザライン矯正は、治療データをデジタルで管理しているため、他の歯科医院への引き継ぎが比較的スムーズです。現在通っている歯科医院に相談すれば、転居先の近くで提携している医院を紹介してもらえることがあります。

転院する際は、治療計画や進行状況、残りのマウスピースの枚数などを確認し、新しい歯科医院でもスムーズに治療を継続できるよう準備しましょう。

まとめ:通院頻度を守り、理想の歯並びを手に入れましょう

インビザライン矯正の通院頻度は、基本的に**2ヶ月に1回程度**です。ワイヤー矯正と比べて通院回数が少なく、忙しい方でも続けやすい矯正方法と言えます。

ただし、治療開始直後は1ヶ月に1回の通院が必要であり、症状によっては通院頻度が変わることもあります。また、通院を怠ると治療計画が狂い、期間が延びたり、思った通りの結果が得られなかったりする可能性があります。

通院が難しい場合は、遠隔モニタリングやオンライン診療を活用することで、負担を軽減しながら治療を継続できます。また、装着時間の厳守や正しい口腔ケアなど、日々の自己管理も治療成功の鍵となります。

インビザライン矯正は、患者さんご自身の協力が不可欠な治療法です。定期的な通院と適切な自己管理を心がけ、理想の歯並びを手に入れましょう。

当院では、インビザライン矯正を含むマウスピース矯正に力を入れております。通院頻度や治療期間、費用など、気になることがございましたら、お気軽に無料相談をご利用ください。あなたに最適な治療計画をご提案いたします。

愛彩デンタルクリニックでは、患者さま一人ひとりに寄り添った矯正治療を提供しています。まずはお気軽にご相談ください。

通院ペースが不安な方へ

通院間隔は症例によって異なります。生活スタイルに合わせた治療計画について初診でご説明します(約60分)。


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監修者情報

中村 貴美男(NAKAMURA Kimio)

資格・所属学会

  • ICOI 国際インプラント認定医

  • 顎咬合学会認定医 

  • 日本歯周病学会 会員

  • MID-G会員、PGI会員、成人矯正学会会員、山梨インプラント研究会会員、ホワイトニング研究会会員、日本歯科レーザー学会会員

  • プロフィール

    2017年まで東京歯科大学附属 千葉病院にて臨床研修を修了後、同大学大学院 歯学研究科(歯周病学専攻)に進学。歯周病・矯正・インプラント治療など幅広い領域で豊富な臨床経験を有する歯科医師です。

  • メッセージ(監修者から読者へ)

    「患者様の笑顔を何より大切に — お口の悩みから解放され、自信を取り戻せるよう、最新の知見と丁寧な診療でサポートします。」

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