歯がボロボロにならないために大切な「食生活」のポイント
歯がボロボロにならないために大切な「食生活」のポイント｜愛彩デンタルクリニック
こんにちは愛彩デンタルクリニックです。
「最近、歯がしみる」「歯が欠けてきた」「噛むと痛い」など、歯の不調を感じていませんか？
歯がボロボロになる原因には虫歯や歯周病、歯ぎしり、加齢などさまざまありますが、実は毎日の「食生活」も大きく関わっていることをご存じでしょうか？
今回は、歯のボロボロ具合が進行しないようにするために気をつけたい「食生活のポイント」について、分かりやすく解説していきます。
- なぜ食生活が歯に影響するの？
歯はとても丈夫に見えますが、食べ物や飲み物に含まれる「酸」や「糖分」によって、少しずつダメージを受けています。例えば…
甘いお菓子やジュースは虫歯菌のエサになります
酸っぱいもの（炭酸飲料、酢の物、柑橘類など）は歯を溶かす（酸蝕症）原因になります
柔らかいものばかり食べていると噛む力が衰え、歯ぐきや骨が弱くなることも
そのため、毎日の食事の内容や食べ方が、将来の歯の健康に大きく関わってくるのです。
- 歯を守るために避けたい食べ方・習慣
- ダラダラ食べ
間食やちょこちょこ食べを続けると、口の中がずっと酸性の状態になり、歯が溶けやすくなります。
→ 間食は1日1〜2回までにして、時間を決めて食べましょう。
- 寝る前の飲食
寝ている間は唾液が減り、口の中の自浄作用が弱まります。
→ 寝る前は何も食べず、できれば甘い飲み物も控えましょう。
- 酸性の飲み物を頻繁に飲む
スポーツドリンクや炭酸飲料は酸が強く、歯の表面（エナメル質）を溶かしてしまいます。
→ 飲んだ後は水で口をすすぐ、ストローで飲むなどの工夫を。
- 歯を丈夫にする食べ物とは？
歯に悪い食べ物ばかりではありません。歯を強くしてくれる栄養素もたくさんあります。積極的に取り入れていきましょう。
- カルシウム（歯の主成分）
・牛乳、ヨーグルト、チーズ、小魚、小松菜 など
→ 歯や骨を作るために欠かせません。
- ビタミンD（カルシウムの吸収を助ける）
・鮭、さんま、きのこ類、卵黄 など
- ビタミンC（歯ぐきの健康に必要）
・ブロッコリー、ピーマン、イチゴ、みかん など
→ 歯ぐきを丈夫に保ち、歯周病の予防にも◎
- タンパク質（歯や筋肉を作る）
・肉、魚、卵、大豆製品 など
- 噛むことで歯は強くなる！
現代人は柔らかい食べ物を好みがちですが、よく噛むことが歯にとっても大切です。
よく噛むと…
唾液が増えて虫歯予防になる
顎の骨が丈夫になる
食べすぎ防止になり、肥満予防にも
おすすめは、噛みごたえのある食品です。
例えば、玄米、するめ、れんこん、ごぼう、切り干し大根など。おやつにはスルメや煮干しもいいですね。
- 食後のケアも忘れずに
食生活を気をつけるだけでなく、食後のケアも重要です。
食後30分以内に歯を磨く（特に寝る前は必須）
歯ブラシだけでなく、フロスや歯間ブラシも使う
外出先で歯磨きができないときは、水やお茶で口をすすぐだけでもOK
- まとめ｜食生活の見直しが「歯の未来」を変える！
「歯がボロボロになるのは年齢のせい…」と思っていませんか？
確かに加齢によって歯や歯ぐきは弱くなりますが、食生活や日々のケア次第で、その進行を大きく遅らせることができます。
特別なことをしなくても、普段の食べ方や食材の選び方を少し変えるだけで、10年後の歯の状態は大きく変わるかもしれません。
歯の健康を保つために今日からできること
✅ 甘いもの・酸っぱいものを控える
✅ 間食は時間を決めて、だらだら食べない
✅ 歯にいい栄養素を意識して摂る
✅ よく噛む習慣をつける
✅ 食後はしっかり歯を磨く
歯の状態に不安がある方、食生活についてもっと詳しく知りたい方は、ぜひ【愛彩デンタルクリニック】までご相談ください。
あなたの歯の健康を、私たちが全力でサポートします！