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2024.03.21

インビザライン中の歯磨きと口臭対策

マウスピースの臭いが気になったり、口臭がきつくなったと感じた経験はありませんか?
インビザライン中は、マウスピースの取り扱いや歯磨きなどのセルフケア不足、唾液の自浄作用の低下が原因で口臭の原因となるため注意が必要です。

本コラムでは、インビザライン中の口臭の原因や口臭対策について解説します。歯磨きのポイントもご紹介するので、ぜひご参考にしてください。

インビザライン中に口が臭くなる5つの理由

インビザライン中のマウスピースの臭いや口臭の原因として、以下の5つが挙げられます。

  • •歯に唾液が触れにくい状態が続いた

    •マウスピースを装着したまま食事をした

    •食後の歯磨きを忘れた

    •マウスピースの洗浄が不十分だった

    •マウスピースに傷がついた

唾液には口の中の細菌の増殖を防ぐ機能(自浄作用)があります。しかし、マウスピース装着中は歯に唾液が触れにくい状態が続くため、細菌が増えて口臭の原因となるケースがあります。

また、マウスピースを装着したまま食事をすると、歯とマウスピースの隙間に食べかすが挟まり、細菌の温床となるため注意が必要です。マウスピースは食前に外し、食後は歯磨きを徹底しましょう。
歯と歯の間にスペースができるため、歯ブラシと併用し、フロスや歯間ブラシの使用も必要です。

さらに、マウスピースに傷ができたり、マウスピースの洗い方が不十分だった場合は、細菌が増えてマウスピースが臭くなる場合があります。マウスピースはプラスチック製で傷がつきやすいため、取り扱いには注意しましょう。マウスピースは定期的に洗浄剤を使用し、洗浄を行うことをお勧め致します。

インビザライン中の口臭対策と歯磨きのポイント

インビザライン中の口臭を防ぐために大切なのは、適切な歯磨きとマウスピースの洗浄です。歯ブラシで磨くだけでは汚れを落としきれない場合があります。そのため、歯間ブラシやデンタルフロスなども使い、歯の隙間に挟まった食べかすをしっかりと落としましょう。

また、マウスピースを洗浄する際は洗い方に注意しましょう。マウスピースは熱湯で変形したり、歯磨き粉に含まれる研磨剤で傷つく場合があります。マウスピース専用の洗浄剤を使うと、マウスピースを傷つけずに洗浄できます。

また、プラークコントロールが歯肉状況が続きますので、歯科医院で定期的に口腔ケアを受けましょう。歯科医院では、歯石のクリーニングやブラッシングの正しいやり方の説明などを行っています。インビザライン中の口臭にお悩みの方は、ぜひ当院にご相談ください。

<患者さんからよくいただく質問>
Q.1 マウスピースを保管する際の注意点はありますか?
A.1 マウスピースをケースに入れる前にしっかりと汚れを落とし、完全に乾かすことが基本ですが、食後すぐにマウスピースを装着する場合は軽く水滴をおとします。万が一、長時間ケースで保管する必要がある場合は、濡れた状態のマウスピースをケースに入れてしまうと、細菌が増殖して臭いの原因となる可能性がありますので乾燥を行う必要があります。
Q.2 マウスピースに色が付いてしまったらどうすればよいですか?
A.2 歯ブラシ・マウスピース専用の洗浄剤・超音波洗浄機などを使って洗浄しましょう。コーヒーなどの色素が強い飲み物や喫煙は、マウスピースに色が付く原因となるため、基本的にはマウスピースを外して飲食を行います。
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