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2026.01.30

インプラント治療の流れを完全図解|カウンセリングから上部構造装着まで徹底解説

インプラント治療の流れを完全図解|カウンセリングから上部構造装着まで徹底解説

インプラント治療とは?失った歯を取り戻す最新の選択肢

歯を失ってしまった方にとって、「どのように治療すればよいのか」という悩みは深刻です。入れ歯やブリッジといった従来の治療法に加え、近年注目されているのが「インプラント治療」です。

インプラント治療とは、失った歯の部分に人工の歯根(インプラント体)を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯(上部構造)を装着する治療法です。

この治療法は、天然の歯とほぼ同じ機能と見た目を取り戻せる点で、多くの患者様から支持されています。しかし、「手術が必要」「治療期間が長い」といった理由から、不安を感じる方も少なくありません。

本記事では、インプラント治療の全工程を、初回カウンセリングから最終的な上部構造の装着まで、分かりやすく図解しながら徹底解説します。各ステップの期間や注意点も詳しくご紹介しますので、治療を検討されている方はぜひ参考にしてください。

インプラント治療の基本構造|3つのパーツで構成される人工歯

インプラント治療を理解するうえで、まず知っておきたいのがその構造です。

インプラントは、基本的に以下の3つのパーツで構成されています。

  • インプラント体(フィクスチャー):顎の骨に埋め込む人工歯根
  • アバットメント:インプラント体と上部構造をつなぐ連結部分
  • 上部構造:実際に見える人工の歯(被せ物)

インプラント体は、チタンやチタン合金といった骨と結合しやすい素材で作られています。直径は約3~5mm、長さは6~18mm程度です。

アバットメントは、チタン、ジルコニアなどの素材が使用され、インプラント体と上部構造を確実に固定する役割を果たします。

上部構造は、セラミックやジルコニア、ハイブリッドセラミックなどの素材で作られ、天然歯に近い透明感と色調を再現できます。

これらのパーツが一体となることで、天然の歯と同じようにしっかりと噛める機能が回復します。

インプラント治療の流れ|ステップごとに詳しく解説

インプラント治療は、複数のステップを経て完成します。

ここでは、初回カウンセリングから最終的な上部構造の装着まで、各ステップを詳しく解説します。

ステップ1:初回カウンセリング・精密検査

治療の第一歩は、患者様のお口の状態を詳しく把握することです。

初回カウンセリングでは、患者様のお悩みや治療に対するご希望をじっくりとお伺いします。その後、レントゲンやCT撮影を行い、顎の骨の量や質、歯ぐきの状態などを精密に検査します。

この検査結果をもとに、インプラント治療が適しているかどうかを判断し、治療計画を立案します。

検査では、以下の項目を確認します。

  • 顎の骨の厚みと高さ
  • 骨密度と骨質
  • 神経や血管の位置
  • 歯周病の有無
  • 全身の健康状態

全身疾患(高血圧、心臓疾患、糖尿病、骨粗しょう症など)がある方は、事前に担当医にご相談ください。

ステップ2:インプラント体の埋入手術

精密検査の結果、治療が可能と判断されれば、インプラント体を顎の骨に埋め込む手術を行います。

手術は局所麻酔下で行われ、痛みを感じることはほとんどありません。手術時間は、埋め込む本数にもよりますが、通常1~2時間程度です。

手術の流れは以下の通りです。

  • 局所麻酔を施す
  • 歯ぐきを切開し、顎の骨を露出させる
  • 専用のドリルで骨に穴を開ける
  • インプラント体を埋め込む
  • 歯ぐきを縫合する

手術後は、腫れや痛みが数日間続くことがありますが、処方された痛み止めや抗生物質を服用することで、症状は徐々に落ち着きます。

ステップ3:治癒期間(骨結合期間)

インプラント体を埋め込んだ後は、骨としっかり結合するまでの治癒期間が必要です。

この期間は「オッセオインテグレーション」と呼ばれ、インプラント治療の成功を左右する非常に重要な時期です。

治癒期間は、骨の状態や埋め込んだ部位によって異なりますが、一般的には以下の通りです。

  • 下顎:約2~3ヶ月
  • 上顎:約3~6ヶ月

上顎の骨は下顎に比べて柔らかいため、結合に時間がかかります。

この期間中は、仮歯を装着して見た目や機能を補うことも可能です。ただし、インプラント体に過度な負担をかけないよう、硬い食べ物は避けるなどの注意が必要です。

ステップ4:アバットメントの取り付け(二次手術)

インプラント体と骨がしっかり結合したことを確認したら、次にアバットメントを取り付けます。

この工程は「二次手術」と呼ばれ、歯ぐきを再度切開してインプラント体の上部を露出させ、アバットメントを装着します。

手術時間は30分~1時間程度で、局所麻酔下で行われます。

アバットメントを装着した後は、歯ぐきが治癒するまで1~2週間程度待ちます。この間に、歯ぐきの形態が整い、最終的な上部構造を装着する準備が整います。

ステップ5:上部構造(人工歯)の製作・装着

歯ぐきの治癒が完了したら、いよいよ最終的な上部構造(人工歯)を製作・装着します。

まず、お口の中の型取りを行い、患者様の歯の色や形に合わせた上部構造を製作します。

上部構造の素材には、以下のような種類があります。

  • ジルコニア:高強度で審美性に優れ、金属を使用しないため金属アレルギーの心配がない
  • セラミック:天然歯に近い透明感と色調を再現できる
  • ハイブリッドセラミック:セラミックとレジンを混合した素材で、適度な強度と審美性を持つ
  • メタルボンド:内部に金属を使用し、外側にセラミックを焼き付けた素材で、強度に優れる

当院では、100%ピュアジルコニアを使用しており、まっ白すぎない自然な透明感と美しい色調を再現できます。

上部構造が完成したら、アバットメントに装着し、噛み合わせを調整します。最終的に、患者様が違和感なく噛めることを確認して、治療は完了です。

インプラント治療の期間|全体でどのくらいかかる?

インプラント治療の期間は、患者様の骨の状態や治療内容によって異なります。

一般的な治療期間の目安は以下の通りです。

  • 初回カウンセリング・精密検査:1日
  • インプラント体埋入手術:1日
  • 治癒期間(骨結合期間):2~6ヶ月
  • アバットメント装着(二次手術):1日
  • 歯ぐきの治癒期間:1~2週間
  • 上部構造の製作・装着:2週間~1ヶ月

全体としては、約4~6ヶ月程度が標準的な治療期間となります。

ただし、骨の量が不足している場合は、骨造成手術(骨を増やす手術)が必要となり、さらに数ヶ月の期間が追加されることがあります。

また、当院では「即時負荷インプラント」という治療法も提供しており、手術当日に仮歯を装着できるケースもあります。治療期間を短縮したい方は、ぜひご相談ください。

インプラント治療のメリット|天然歯に近い機能と審美性

インプラント治療には、入れ歯やブリッジにはない多くのメリットがあります。

しっかりと噛める機能の回復

インプラントは顎の骨に直接固定されているため、入れ歯のようにズレることがありません。硬い食べ物も不安なく噛むことができ、食事を心から楽しめます。

天然歯に近い審美性

上部構造にセラミックやジルコニアを使用することで、天然歯と見分けがつかないほど自然な見た目を実現できます。笑ったときにも自信が持てる口元になります。

周囲の歯に負担をかけない

ブリッジは、失った歯の両隣の健康な歯を削る必要がありますが、インプラントは独立して固定されるため、周囲の歯に負担をかけません。

顎の骨の吸収を防ぐ

歯を失ったままにしておくと、使われない部分の骨は徐々に痩せていきます。インプラントは骨に力が加わるため、骨の吸収を防ぐ効果があります。

虫歯にならない

インプラントは人工物のため、虫歯になることはありません。ただし、歯周病(インプラント周囲炎)のリスクはあるため、日々のケアと定期的なメンテナンスが重要です。

インプラント治療のデメリットと注意点

インプラント治療には多くのメリットがありますが、デメリットや注意点も理解しておく必要があります。

外科手術が必要

インプラント治療には外科手術が伴います。手術に対する不安や恐怖を感じる方もいらっしゃいますが、局所麻酔を使用するため、痛みはほとんどありません。

治療期間が長い

骨との結合を待つ期間が必要なため、治療完了まで数ヶ月から半年以上かかることがあります。

費用が高額

インプラント治療は保険適用外の自費診療のため、費用は高めになります。ただし、長期的に見れば他の治療よりも安定性が高く、再治療のリスクも少ないため、コストパフォーマンスは決して悪くありません。

定期的なメンテナンスが必要

インプラントは人工物ですが、ケアを怠ると「インプラント周囲炎」という病気になることがあります。毎日の丁寧な歯磨きと、歯科医院での定期的なメンテナンスが必要です。

全身疾患がある方は治療を受けられない場合がある

高血圧症、心臓疾患、糖尿病、骨粗しょう症などの既往歴がある方は、治療を受けられない場合があります。事前に担当医にご相談ください。

インプラント治療後のメンテナンス|長持ちさせるために

インプラント治療が完了した後も、長期的に安定した状態を保つためには、適切なメンテナンスが欠かせません。

毎日のセルフケア

インプラント周囲の清掃は、天然歯と同様に歯ブラシで行います。さらに、歯間ブラシやスーパーフロスを使用して、インプラントと歯ぐきの境目を丁寧に清掃することが重要です。

定期的な歯科医院でのメンテナンス

3~6ヶ月に一度、歯科医院でプロフェッショナルなメンテナンスを受けることをおすすめします。

メンテナンスでは、以下の項目をチェックします。

  • インプラント周囲の歯ぐきの状態
  • 噛み合わせの確認
  • レントゲン撮影による骨の状態確認
  • プラークや歯石の除去

定期的なメンテナンスを受けることで、インプラントを10年以上長持ちさせることも可能です。

愛彩デンタルクリニックのインプラント治療|安心と実績の専門治療

愛彩デンタルクリニックでは、豊富な実績を持つ歯科医師によるインプラント治療を提供しています。

当院の特徴は以下の通りです。

  • 各専門分野のプロフェッショナルが在籍:難症例にも対応可能で、セカンドオピニオンも受け付けています
  • 完全個室のプライベートルーム完備:プライバシーに配慮した環境で、周りの目を気にせず治療を受けられます
  • 無料相談を実施:治療に関する不安や疑問を、まずは無料相談でお気軽にご相談ください
  • 滅菌対策・感染対策の徹底:常に清潔感のある院内環境を維持し、安心して治療を受けていただけます
  • 保険診療との連携:甲府市内に保険診療中心の中央歯科院があり、グループで一貫した治療を提供できます

当院では、患者様の笑顔をとても大切に考えています。患者様との時間を十分に取るよう心掛け、お悩みをよく聞き、わかりやすい説明を行い、ご納得いただける治療を提供しています。

インプラント治療をご検討の方は、ぜひ一度、愛彩デンタルクリニックにご相談ください。

まとめ|インプラント治療で自信あふれる笑顔を取り戻しましょう

インプラント治療は、失った歯を取り戻し、天然歯に近い機能と審美性を実現できる優れた治療法です。

治療の流れは、初回カウンセリング・精密検査から始まり、インプラント体の埋入手術、骨結合期間、アバットメントの装着、そして最終的な上部構造の装着という複数のステップを経て完成します。

治療期間は約4~6ヶ月程度が一般的ですが、骨の状態や治療内容によって異なります。

インプラント治療には、しっかりと噛める機能の回復、天然歯に近い審美性、周囲の歯に負担をかけない、顎の骨の吸収を防ぐなど、多くのメリットがあります。

一方で、外科手術が必要、治療期間が長い、費用が高額、定期的なメンテナンスが必要といったデメリットや注意点もあります。

治療後は、毎日のセルフケアと定期的な歯科医院でのメンテナンスを行うことで、インプラントを長期間にわたって安定した状態で維持できます。

愛彩デンタルクリニックでは、豊富な実績を持つ歯科医師が、患者様一人ひとりに最適なインプラント治療を提供しています。無料相談も実施していますので、まずはお気軽にご相談ください。

インプラント治療で、自信あふれる笑顔を取り戻しましょう。

詳細はこちら

愛彩デンタルクリニックでは、患者様の笑顔のために、最善の治療をご提供いたします。ぜひ一度、ご来院ください。

監修者情報

中村 貴美男(NAKAMURA Kimio)

資格・所属学会

  • ICOI 国際インプラント認定医

  • 顎咬合学会認定医 

  • 日本歯周病学会 会員

  • MID-G会員、PGI会員、成人矯正学会会員、山梨インプラント研究会会員、ホワイトニング研究会会員、日本歯科レーザー学会会員

  • プロフィール

    2017年まで東京歯科大学附属 千葉病院にて臨床研修を修了後、同大学大学院 歯学研究科(歯周病学専攻)に進学。歯周病・矯正・インプラント治療など幅広い領域で豊富な臨床経験を有する歯科医師です。

  • メッセージ(監修者から読者へ)

    「患者様の笑顔を何より大切に — お口の悩みから解放され、自信を取り戻せるよう、最新の知見と丁寧な診療でサポートします。」

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