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2026.01.31

ホワイトニング後の色戻りを防ぐ食事習慣|白さを長持ちさせる6つのポイント

ホワイトニング後の色戻りを防ぐ食事習慣|白さを長持ちさせる6つのポイント

ホワイトニング後の白い歯を守るために

ホワイトニングで手に入れた白く美しい歯。

せっかく理想の白さを実現できたのに、すぐに色が戻ってしまっては残念ですよね。

実は、ホワイトニング後の食事習慣が、白さの持続期間を大きく左右します。施術直後の歯は、表面を保護する「ペリクル」という薄い膜が一時的に剥がれており、色素を吸収しやすい非常にデリケートな状態になっています。この時期に何を食べ、何を避けるかによって、白さを長く保てるかどうかが決まるのです。

今回は、ホワイトニング後の色戻りを防ぐための食事習慣と、日常的に意識したいケア方法について詳しくご紹介します。施術直後の注意点から、長期的に白さを維持するための実践的なポイントまで、歯科医師の視点から解説していきます。

ホワイトニング直後の歯はなぜ敏感なのか

ホワイトニング施術後、歯が一時的に敏感になる理由を理解することが大切です。

通常、私たちの歯の表面は「ペリクル」という薄いタンパク質の保護膜で覆われています。この膜は、歯のエナメル質を酸や外部の色素から守るバリアのような役割を果たしているのです。しかし、ホワイトニングで使用する薬剤は、歯を白くするためにこのペリクルを一時的に剥がします。

保護膜が剥がれた状態での影響

ペリクルが剥がれている間は、歯の表面が外部からの刺激に対して無防備な状態です。

この期間に色の濃い飲食物を摂取すると、色素が歯にダイレクトに、かつ非常に強く沈着してしまいます。また、酸性度の強い飲食物に触れると、歯の表面がわずかに溶ける「脱灰」のリスクも高まります。脱灰が進むと、歯の表面のきめが粗くなり、さらに色素が入り込みやすくなるという悪循環に陥ってしまうのです。

ペリクルの再生にかかる時間

剥がれたペリクルは、唾液の成分によって自然に再構築されます。

この再生にかかる時間は個人差がありますが、一般的に24時間から48時間かかるとされています。施術後24時間は最もペリクルが薄く、色素を吸着しやすい状態です。施術後48時間でペリクルがほぼ完全に再生し、歯が元の防御力に近い状態に戻ります。

そのため、この24時間から48時間の間に口にするものによって、ホワイトニングで手に入れた白さの持続期間が大きく左右されることになります。

施術方法による注意期間の違い

ホワイトニングには「オフィスホワイトニング」と「ホームホワイトニング」の2種類があります。

それぞれの施術方法によって、色の濃い食事を避けるべき期間が異なります。

オフィスホワイトニングの場合

オフィスホワイトニングでは、歯科医院で高濃度の「過酸化水素」を含む薬剤やライトを照射して施術が行われます。即効性がありますが、施術後は外部からの影響を受けやすい状態です。施術後最低30分は、色の濃い食べ物や飲み物を控える必要があります。

ホームホワイトニングの場合

ホームホワイトニングでは、歯科医師の管理下で「過酸化尿素」を含んだ濃度の低い薬剤を使用します。

健康被害を避けるために濃度が低めに設定されているため、施術後から1時間から2時間程度、色の濃い食事を避ければ問題ありません。ホームホワイトニングに即効性はないものの、歯の内部まで薬剤が浸透するため、歯の白さが長持ちしやすいという特徴があります。

避けるべき食べ物と飲み物

ホワイトニング後の白さを保つためには、特定の飲食物を避けることが重要です。

色素を多く含む食品や、酸性度の強い飲食物は特に注意が必要です。

色の濃い飲み物

コーヒー、紅茶、赤ワインは、ポリフェノールやタンニンといった色素を多く含む飲み物です。

ホワイトニング直後の歯に影響を与えやすくなっています。また、コーラなどの炭酸飲料も着色の原因になります。施術から一定時間内は、このような飲み物を避け、水や牛乳など色素の薄い飲み物を選びましょう。

色の濃い食べ物

カレーやミートソースは、ターメリックやパプリカパウダー、トマトペーストなど強い色素を含む調味料が使われています。

特に油分を含む香辛料は歯に残りやすく、短時間の接触でも白さを損なう恐れがあります。チョコレート、ブルーベリー、ぶどうなどの色素の強い食材も避けるべきです。

色の濃い調味料

醤油、味噌、ソース、ケチャップなどの調味料は、少量であっても濃い色素を含んでいます。

液状のため、ホワイトニング直後で乾燥している歯の表面に浸透しやすく、着色の原因となります。焼き肉、ラーメン、うどん、そばなど、これらの調味料を使う料理は、ホワイトニング後30分は避けるようにしましょう。

酸性度の強い飲食物

炭酸飲料や柑橘類、お酢など酸性の強いものは、歯の表面のミネラル分を溶かし、着色汚れがつきやすい状態にしてしまうため注意が必要です。

リンゴにはポリフェノールが含まれており、果汁が歯の表面に染み込んで色素沈着を引き起こしやすいです。バナナは糖分と繊維質が多く、歯に残りやすいため再着色の原因になる可能性があります。

意外と注意が必要な大豆製品

見た目が白いため問題ないように思える豆腐や豆乳、納豆といった大豆製品も、実はホワイトニング直後には避けるべき食品です。

大豆に含まれるイソフラボンやタンパク質は歯の表面に付着しやすく、再着色の要因となる場合があります。

安心して食べられる「ホワイトダイエット」

色の薄い食材を中心にした食事は、ホワイトニング後でも安心して摂取できます。

「ホワイトダイエット」と呼ばれるこのスタイルは、白や淡色を基調とした食品を選ぶのがポイントです。

白い炭水化物

白米、パン、うどん、リゾットなどの白い炭水化物は、ホワイトニング後でも安心して食べられます。

これらは色素が少なく、歯への着色リスクが低い食品です。

淡色のタンパク質

鶏ささみ、白身魚、豆腐などの淡色タンパク質は、栄養価が高く、着色の心配もありません。

これらの食材を中心に献立を組み立てることで、ホワイトニング後の食事制限期間も快適に過ごせます。

色の薄い野菜類

大根、カリフラワー、じゃがいもなどの色の薄い野菜類も安心です。

これらの野菜は、ビタミンやミネラルも豊富で、健康的な食生活を維持しながら白い歯を守ることができます。

乳製品

牛乳、プレーンヨーグルト、チーズなどの乳製品は、色素が少なく、カルシウムも豊富です。

歯の健康にも良い影響を与えるため、積極的に取り入れたい食品です。

無色の飲料

水、炭酸水、透明なスポーツドリンクなどの無色飲料は、いつでも安心して飲めます。

食材選びに迷ったときは「白いものは基本OK」と覚えておくとよいでしょう。

白さを長持ちさせる6つのポイント

ホワイトニング後の白さを維持するためには、日常的な習慣が重要です。

以下の6つのポイントを意識することで、色戻りを防ぎ、美しい白い歯を長く保つことができます。

ポイント1:食事前に一杯の水を飲む

食事の前に水を一杯飲むことで、口腔内を潤し、食べ物の色素が歯に付着しにくくなります。

特にホワイトニング直後は、歯の表面が乾燥しているため、水分補給が効果的です。

ポイント2:食事中はこまめに水を飲む

食事中に水を飲むことで、口の中に残った色素を洗い流すことができます。

色の濃い飲み物を飲む場合は、ストローを使用して歯に触れないようにすると、着色を最小限に抑えられます。コーヒーにお水を添えて交互に飲むといった工夫だけでも、着色成分が留まる時間を減らす対策になります。

ポイント3:食後すぐに口をゆすぐ

食後すぐに水で口をゆすぐだけでも、着色防止につながります。

外出先で歯磨きができない場合でも、うがいをするだけで色素の沈着を防ぐことができます。

ポイント4:優しく丁寧な歯磨き

歯磨きは優しく行い、強く擦らないようにすることが大切です。

力を入れすぎず、歯並びや噛み合わせを意識しながら、歯の表面をやさしく磨くことが重要です。研磨剤が多すぎる歯磨き粉は、歯の表面に細かな傷をつけることがあるため、歯科医院で相談しながら選ぶと安心です。

ポイント5:定期的なクリーニング

歯科医院でのクリーニングは、虫歯や歯周病の予防だけでなく、ホワイトニング後の白さを保つうえでも効果的です。

歯の表面についた茶渋やステインは、普段の歯磨きでは落としきれないことがあります。定期的にプロのクリーニングを受けることで、本来の明るい印象に近づけることができます。

ポイント6:追加のホワイトニング

色が気になり始めたら、追加でホワイトニングを行うことも1つの方法です。

完全に色が戻りきる前に行うことで、白さを維持しやすくなります。数ヵ月や半年といった間隔で歯科医院のホワイトニングを継続的に受けることで、良い結果が得られます。

日常生活で意識したい習慣

食事以外でも、生活習慣が歯の白さに影響を与えます。

以下のような行動は色戻りのリスクを高めるため注意が必要です。

喫煙の影響

施術直後の喫煙は歯の再着色を加速させるため厳禁です。

タバコに含まれるタールやニコチンは、歯に強く付着し、黄ばみの原因となります。ホワイトニングの効果を長く保つためには、禁煙を検討することも大切です。

口紅や色付きリップの使用

口紅や色付きのリップ製品の使用も当日は控えることが望ましいです。

唇に付着した色素が歯に移る可能性があるためです。

市販のホワイトニンググッズについて

市販のホワイトニンググッズや個人輸入したホワイトニング剤は、歯科医院のホワイトニングとは歯を白くするメカニズムや安全性が根本的に異なります。

安易に使用するのはおすすめできません。そうであれば数ヵ月や半年といった間隔で歯科医院のホワイトニングを継続的に受けた方がよい結果が得られるといえます。

ホワイトニング後の白さを守るために

ホワイトニングで手に入れた白い歯を長く保つためには、施術後の食事習慣と日常的なケアが重要です。

色戻りは避けられない現象ですが、日々の工夫とメンテナンスで、きれいな状態を長く保つことを目指せます。施術直後の30分は特に注意が必要な期間です。色の濃い飲食物や酸性度の強い食品を避け、白や淡色の食材を中心とした「ホワイトダイエット」を心がけましょう。

食事前後の水分補給、優しい歯磨き、定期的なクリーニング、そして必要に応じた追加のホワイトニングが、白さを維持する6つのポイントです。

当院では、ホワイトエッセンス加盟店として、全国で症例数180万以上の実績を持つホワイトニングを提供しています。ホワイトニング専門の衛生士が、1階の専用ルームで丁寧に対応いたします。白さの維持でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

あなたの笑顔への想いを、どの医院よりも大切にします。白く美しい歯で、自信あふれる笑顔を長く保ちましょう。

ホワイトニングや白さを維持するためのケアについて、詳しくは愛彩デンタルクリニックまでお問い合わせください。

監修者情報

中村 貴美男(NAKAMURA Kimio)

資格・所属学会

  • ICOI 国際インプラント認定医

  • 顎咬合学会認定医 

  • 日本歯周病学会 会員

  • MID-G会員、PGI会員、成人矯正学会会員、山梨インプラント研究会会員、ホワイトニング研究会会員、日本歯科レーザー学会会員

  • プロフィール

    2017年まで東京歯科大学附属 千葉病院にて臨床研修を修了後、同大学大学院 歯学研究科(歯周病学専攻)に進学。歯周病・矯正・インプラント治療など幅広い領域で豊富な臨床経験を有する歯科医師です。

  • メッセージ(監修者から読者へ)

    「患者様の笑顔を何より大切に — お口の悩みから解放され、自信を取り戻せるよう、最新の知見と丁寧な診療でサポートします。」

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