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2023.08.13

マウスピース矯正で起こりやすいトラブルと対処法

「マウスピース矯正を始めたいけど、あらかじめどんなトラブルが起こるのか知りたい」と思っている方は多いのではないでしょうか。多くの方が経験するであろうトラブルとその対処方法について解説していきます。

マウスピースを破損・紛失したらどうすればいい?

マウスピースの破損は、矯正を始めたばかりのころに起こりやすいトラブルの一つです。

そこで、マウスピースを破損・紛失してしまった場合の対処方法を確認してみましょう。

  • • マウスピースに亀裂がある場合やマウスピースが完全に割れた場合や紛失した場合:新しいマウスピースに交換

    • マウスピースが歯ぎしりにより穴が空いた場合:そのまま使用

ただし、マウスピースを装着しないで過ごすと後戻りの原因となります。装着しないままで過ごさずなるべく早く歯科医院に連絡を行って下さい。

※ひとつ前の段階のマウスピースを装着して過ごすように指示される場合があるので、交換後も捨てずにマウスピースを保管しておいてください。

アタッチメントが外れてしまった!

アタッチメントとはマウスピースを固定したり、歯を動かしたりする突起物です。矯正期間中は装着しておき、保定期間に移行する際に外します。

矯正期間中にアタッチメントが取れてしまった場合は次回の受信まで経過観察を行いますが、ゴムをかけるためのボタンが外れた場合はすぐに歯科医院への連絡を行います。受診後、ボタンをつけ直しゴムかけができるようにします。

強い痛みがある・虫歯を治療したいときはどうすればいい?

マウスピースを装着してすぐは圧迫感や痛みが生じやすいものです。しかし、数日経つと自然に消えるので、まずは様子を見てみましょう。

もし鋭い痛みや大きな違和感をともなうようであれば、すぐにクリニックへ連絡してください。

また、矯正期間中であっても、小さな虫歯なら治療可能です。

ただし、虫歯や歯周病が進行して神経の治療が必要になった場合では治療が優先され、矯正治療はストップします。

歯磨きだけでなく、定期的な検診やクリーニングも行い、歯の健康を意識しましょう。

マウスピース矯正中のトラブルは適切に対処しよう

基本的にマウスピース矯正中は、食事以外の時間帯は装着したまま過ごします。毎日長時間使用するのでトラブルが起こりやすいでしょう。

そのため、適切な対処法を事前に知っておけば、安心して矯正治療に取り組めます。歯列矯正について気になることがあれば、矯正治療を始める前に歯科医に質問しておきましょう。

<患者さんからよくいただく質問>
Q.1 寝ている間にインビザラインが外れることはありますか?
A.1 インビザラインは歯に密着するように設計されているため、
   基本的に就寝中に外れることはありません。
Q.2 妊娠中でもインビザライン治療はできますか?
A.2 妊娠中でもマウスピースを着用することは問題ありませんが、
   つわりの強い方だとマウスピースをはめるのが難しい場合があります。
   体調に合わせて適切なアドバイスをおこないますのでご相談をお願いします。
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